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海洋環境でステンレスが錆びる理由とは?TF処理による耐塩害対策
ステンレス鋼は一般的に耐食性に優れた材料として広く利用されています。
しかし、ステンレスだからといって絶対に錆びないわけではありません。
特に海岸沿いや船舶関連設備など、塩分を含む環境では腐食が発生することがあります。
海水や潮風に含まれる塩化物イオンは、ステンレス表面の不動態皮膜を局部的に破壊し、孔食や隙間腐食の原因となります。
発生した腐食は見た目だけの問題ではなく、部品寿命や機能低下にもつながります。
当社独自のTF処理(特殊不動態化処理)は、ステンレス表面にクロムリッチな酸化皮膜を形成し、耐食性を大幅に向上させる技術です。
表面分析の結果では、TF処理後の表面は鉄の割合が減少し、クロムと酸素の割合が大幅に増加しています。
これは耐食性に優れた保護皮膜が形成されていることを意味します。
特にSUS420やSUS440Cなどの高硬度ステンレスは機械部品やベアリングなどで広く使用されていますが、耐食性に課題がある場合があります。
TF処理を施すことで、これらの材料の耐食性向上が期待できます。
海洋関連機器、釣り用金具、ベアリング、屋外機器など、塩害環境で使用される製品にTF処理は有効な選択肢の一つです。

耐食性の向上や塩害対策、精密部品への表面処理をご検討中でしたら、試作品から評価対応まで承ります。
まずはお気軽に東陽理化学研究所へご相談ください。