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ステンレスの不動態皮膜とは?耐食性との関係を解説
ステンレスが錆びにくい理由としてよく挙げられるのが「不動態皮膜」です。
不動態皮膜とは、ステンレス表面に形成される非常に薄い酸化皮膜のことで、この皮膜が外部環境から金属を保護しています。
ステンレスにはクロムが含まれており、空気中の酸素と反応することで自然に不動態皮膜が形成されます。この皮膜があることで腐食の進行を抑えることができます。
しかし、塩分濃度が高い環境や厳しい腐食環境では、不動態皮膜が損傷し、腐食が発生することがあります。
TF処理は、この不動態皮膜をさらに強化する処理です。

表面分析では、TF処理後にクロムと酸素の割合が大きく増加しており、より安定した保護皮膜が形成されていることが確認されています。

この強化された皮膜によって、耐食性や耐塩水性の向上が期待できます。
屋外設備や海洋環境で使用される部品では、こうした表面改質技術が製品寿命の延長に大きく貢献します。
耐食性の向上や塩害対策、精密部品への表面処理をご検討中でしたら、試作品から評価対応まで承ります。
まずはお気軽に東陽理化学研究所へご相談ください。