技術・設備情報

プレス・機械加工

プレス技術紹介

精密プレス

当社の精密プレス加工の特徴は、難加工材の薄板加工を高精度に管理・実現する加工システムです。
これにより加工硬化やスプリングバックの大きい難加工材であるステンレスやチタニウム、マグネシウム等もご要望に沿って加工できます。

またプレス加工時の寸法変化を防ぐため、金型等の温度を制御する方式や特殊な皮膜処理技術を施した金型も採用。加工度と精度の高さが要求される製品(光学機器等)については、歪取り熱処理技術を併用して高強度・高精度を実現しています。

さらに難加工材の高精度・長寿命金型として、世界で初めてセラミックス金型による量産の実用化に成功しました。

事例紹介

  • アルミニウム製品

  • チタニウム製品

  • マグネシウム製品

マシニング加工

180台以上のマシニングセンターと6台の複合旋盤を保有し、あらゆる形状・素材でも生産ライン構築が可能です。
加工形状によっては、3軸加工機に2軸回転テーブルを使用し、安価で高精度な製品をご提供できます。

また自動製品供給、自動測定、自動補正ラインのセットアップも行えます。なお機械自体の熱変異に対して補正を行っているため、1日の温度変化、及び1年を通して安定した寸法精度の加工ができます。

深絞り加工

深絞り加工、通称E.D.D法(Extra Deep Drawing)は、金属の深絞り加工改善のために開発された加工法です。

従来絞り加工ができなかったものが可能になり、また歩留りが悪かったものは改善します。他にも、従来中間焼鈍を入れないと絞り加工ができないものが(特に加工硬化の激しいオーステナイト系ステンレス)ほとんど焼鈍無しで絞ることができるようになり、従来不可能とされた超深絞りの非円形(楕円、四角等)の製品が、円形とほぼ同じ工程、同じ加工費で加工可能になります。

材料による絞り比・絞り高さの限界

材料 SUS304 SUS304 チタン SUS430LOW-C SUS430一般 アルミ
絞り比D/d 6(3.5) 5(3.0) 4(3.5) 4(3.5) 3(3.0) 4(2.8)
絞り高さH/d 8(2.8) 7(2.0) 3.5(2.8) 3.5(2.8) 2(2.0) 6(1.7)

※d : 成形後の製品の直径、D : 加工前のブランクの直径、H : 成形後の製品の高さ

設備紹介

  • マシニングセンタ

  • マシニングセンタ自動加工ライン

  • 自動プレスライン

  • マシニング自動加工ライン

  • マシニングセンタ治具

  • 三次元レーザーカット機

設備一覧

油圧式プレス

単発油圧式プレス(30t)
2台
単発油圧式プレス(40t)
2台

機械式・サーボプレス

単発機械式プレス(45t)
5台
単発機械式プレス(75t)
5台
単発機械式プレス(110t)
21台
単発機械式プレス(150t)
2台
単発サーボプレス(80t)
2台
機械式トランスファープレス(2連 250t×2台)
1式
機械式ロボット搬送ライン(110t×3台+150t×1台)
1式
機械式ロボット搬送ライン(110t×3台)
1式

マシニング加工

旋盤加工機

各種マシニングセンタ
167台

旋盤加工機

旋盤加工機
4台

その他

自動プレスライン
1台
マシニング自動加工ライン
1台
マシニングセンタ治具
1台
三次元レーザーカット機
1台